【3】男子中高生に言いたいのは若いうちから
サンクコストをかけるのが当たり前、女に優しくするのが当たり前、
といった女に都合のいい男になる恋愛が正しいものだと思うなということである。

"当たり前"とは本当に怖いもので
大抵の小中学生が母親が毎日飯を作ってくれることになんの感謝も覚えないように
習慣化したコストというものには人は簡単に慣れるように出来ているのである。

奢られ慣れてない女でも4、5回同じことが続けば
最早奢られることは当然のことでなんの魅力も感じなくなるだろう。

クズ男に引っかかる女は彼氏が酷いと言いつつ次に話した時はあんなに優しい人はいないという。
その女にとってクズ男の優しさは
まさしく灼熱の砂漠でようやく得られた一杯の水、なのである。

女の「優しい人、誠実な人が好き」という言葉を信じ込み、
若い内からサンクコストをかける恋愛を覚えた男の行き着く先は
家庭の中で犬より下の地位になったATM夫であろう。