0004大学への名無しさん
2018/11/09(金) 21:58:15.61ID:GOgCr9L90・『ことばはちからダ!』(河合出版)
現代文用語集というよりは、現在出題されている問題文の背景となっている
思想的背景や概念装置について詳細に解説している本。
(例えば、「弁証法」とか「近代批判」、「西欧合理主義」)
読み物として読めるので、
現代文の問題文を読んでも「内容が抽象的過ぎて何言ってるかさっぱり分からない…」
というような人に特にお勧め。
収録語彙数自体はあまり多くないのが玉にキズか。
※同じ河合出版から出ている参考書『入試現代文へのアクセス』シリーズでも
現代文の基本用語が多く説明されている。
・『頻出現代文重要語700』(桐原書店)
各社から現代文用語集が出るきっかけを作った、今の現代文用語集の先駆けともいえる本。
解説は簡潔だが、収録語数が多いのが利点。
「ことばはちからダ!」に出ている内容をだいたい押さえているような人にはこちらがお勧め。
対義語や四字熟語などが充実しているので、漢字問題や穴埋め問題にも有効。
※類書に『大学入試読解と小論文現代文キーワード500』(桐原書店)がある。
・『現代文 キーワード読解』(Z会出版)
実際の入試問題を用いながら用語を説明している。
かなり難しく重たいので高1高2の奴がテクニック系の問題集をやる前にお勧め。
何度も復習すれば「教養としての大学受験国語」をする必要がないくらい背景知識の力もつく。
・『生きる 現代文読解語』(駿台文庫)
読解の際に重要となる900語+αを説明しているが、センター試験を意識してか、
「現代文 キーワード読解」よりは易しめの水準から始まっている。