これからは私大文系の大学でも、「将来の明確な姿」が描ける大学だけが生き残るだろう。

文学部を卒業し、社会に出たらどんなキャリアを積めるのか?
法学部を卒業し、社会に出たらどんなキャリアを積めるのか?
経済学部を卒業し、社会に出たらどんなキャリアを積めるのか?

経済系学部で考えたとき、それを明確に主張できる大学は殆どない。

経済系学部卒業⇒何となくサラリーマン、営業・販売系職種と言う道は、
ICT技術とAIによる業務効率化で、狭まっていく。

むしろ、対話の中から問題点を探り出し、最新の技術ツールを用いて、分析・解析し、
相手に合った改善案を提案していくような、コンサルティング型の仕事しか残らない。

例えば、
・金融・証券・生保の資産コンサルティング的業務
・建設・不動産など、高額商品・高額案件のコンサルティング型営業
・ロジスティクスにおける顧客の物流業務の一括受託、いわゆるSCMや3PL。
・公的機関・民間シンクタンク・教育研究機関・調査会社などでのリサーチ・研究的業務
・交通や観光など、そもそも人の移動を前提とする産業

位しか、「経済を学んだ事が活きる」はないと思われる。