ご迷惑でしょうが、もう1つ。
前から気になっていることとして、長野県の高校生が作った動画に「漢字テストのふしぎ」というのがある。
漢字の止め・はね・書き準などが、先生によって考え方が違い、さらに文部科学省のとらえかたとも食い違っていると指摘するものだった。

この動画以降、教育現場で採点基準が明示されるようになったのだろうか。

相手に読みやすく丁寧に書くという視点は必要だと思うが、これも人によって違う。
学校であれば、受け持つ学生の字のクセがわかっていて、そういうつもりで書いたと配慮した採点をされることも多いだろうが、入試で大量の採点をする人にとって、老眼も入ってきたりすれば、読みづらい字につきあってられないというのが本音な気がする。
学生のレポートなど読むことで、かえってそんなものだと寛容になるのだろうか。
ワープロの提出が増えて、手書きに対する許容度が下がっているのだろうか。