“ネコ屋敷”から14匹保護…災害公営住宅を不法占拠 5月20日 強制退去期限〈宮城・気仙沼市〉(仙台放送) - Yahoo!ニュース
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宮城県気仙沼市は市の災害公営住宅を不法に占拠した上、多数のネコを飼育し、裁判所から明け渡しを命じられた女性が飼っていたネコ14匹を25日に保護しました。

気仙沼市唐桑町の災害公営住宅。そのうちの1軒の住宅の玄関や窓を市の職員などがビニールシートで覆います。
住宅の中にいるのは…多数のネコ。
この問題は、気仙沼市の災害公営住宅に入居していた女性が亡くなった後も、女性の親族がその家を不法に占拠し、多数のネコを飼育しているとして、市が女性を相手に明け渡しを求める訴えを起こしているものです。
仙台地裁気仙沼支部は、3月19日、市の訴えを認める判決を下しています。
この判決を受け、25日、裁判所の執行官がこの家を訪れ退去期限を伝えるとともに、市の職員などが部屋の中で飼育されていたネコ14匹を保護しました。

動物愛護団体「おりたてネコものがたり」 岩渕涼 代表
「ネコは14匹いた。ネコたちも健やかに育っていると思う。そういった意味では安心した」

市によりますと、強制退去の期限は5月20日で、市では女性に対し明け渡しのお願いを続けていくとしています。