元巡査「ためらいなく撃った」　犯行時の心境説明（共同通信） - Yahoo!ニュース
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滋賀県彦根市の交番で昨年4月、上司の井本光巡査部長＝当時（41）＝を拳銃で射殺したとして、
殺人と銃刀法違反（発射、加重所持）の罪に問われた元巡査の大西智博被告（20）の大津地裁（伊藤寛樹裁判長）の裁判員裁判で被告人質問が31日午後も続いた。
元巡査は「撃つ瞬間ためらいはなかった。その時は『この人が死ねば楽になる』という異常な考えしかなかった」と述べた。

　元巡査は「彦根署での実習が始まったころから、仕事を思うようにできず悩み続けていた」とし、誰かに相談できなかったのかという検察側の問いには「新人のくせに不満を言うなと思われるのが嫌で、相談できなかった」と答えた。