チェルノブイリ原発事故が起きた時、 当時のソ連の指導者はミハイル・セルゲイヴィッチ・ゴルバチョフ書記長。
社会主義体制の行き詰まりが見えたソ連を変革すべくペレストロイカを推進した人物。
そのペレストロイカの一環として展開された重要な情報公開政策がグラスノスチですが、
これらが推進される最大のきっかけとなったのがこのチェルノブイリ原発事故だった。
当時のソ連の隠蔽体質は、別に国家としてのメンツを気にして対外的に隠蔽していたというだけではなく、
国内ですら責任の所在を曖昧にして共産党幹部の保身をするために事故の真相を必死になって隠蔽して
誤魔化そうとしていたのです。全くもって話になりません。 隠蔽体質があまりにも酷すぎて、
事故の情報がゴルバチョフの下にすらマトモに上がってこず、
業を煮やしたゴルバチョフがグラスノスチを推進していくことになるわけです。

中国のコロナウイルス問題も、隠蔽体質があまりにも酷すぎて、チェルノブイリ原発事故と同じ構図になっている可能性が高い