>>796 からのつづき)

【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 29-1】
課題文はサマセット・モームの文章で、「男と女の愛に対する態度の違い」といった今の時代じゃ出版できるか危うい文章(笑)。焦点は「前置詞+関係代名詞」。
この文章も、『ルールとパターン』《8》の練習問題として付属している共通題。ただし、試験問題として一部改変されているようです。共通題6題目。

ここね、厄介ですよね。でも、ここは関係詞の一つの山場なのではないかな。節がどこから始まるかということと、
ルール 3「関係代名詞は節の中で代名詞として働き、先行詞を関係詞に代入すると独立の文ができる。」
に立ち戻って繰り返し練習すること、そして先行詞を修飾する節が複雑怪奇に変形しているけど、結局は修飾語句なのだよということを忘れないことでしょうね。

節がどこから始まるのかの問題に関係してくるのはNo. 18 (>>396 >>397)でやった、名詞節の前に前置詞が来ている場合の節の始まり方との違いです。
さらにNo. 24(>>589)に出てきた "in what ways it is the same" という例外的な節の始まり方も含めよく頭の中を整理する必要がありますね。
本文。
・In men, as a rule, love is but an episode ...:
as a rule は以前にも出ているんですね。No. 8です。「概して、一般に」
This is all very well if those methods are good. "As a rule", students have to develop their own methods based on trial and error and perhaps some good advice from teachers.
but = only はもう大丈夫でしょう。