【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 26-2】
本題に戻って焦点。まずは「副詞修飾の不定詞」。
副詞的用法の不定詞は、動詞修飾が圧倒的に多く、次は形容詞修飾、副詞修飾はenough to―とtoo ... to― くらい、と書いてあります。
本題の副詞修飾は本編を見ていただき、周辺を埋めましょう。
動詞修飾の場合は大ざっぱに言って、特別な目印があるとき以外は「目的」を示すと考えてよいこと(『英ナビ』16-E-1)、
形容詞修飾は伊藤流ではS+V+X+Xで「S+be+形容詞+to―」で「Sはto―の点で形容詞である」と意味をとらえればよいこと(No.45 p. 367 / 『英ナビ』10-D-1)
動詞修飾のところの「特別な目印」の話は『英ナビ』該当部分から書いてあります。機会があればここで触れるかもしれません。
形容詞修飾については伊藤流とは違うアプローチが、山口『実況中継』第22回のところに出ています。興味があったら読んでみて下さい(改訂されたので、ページ数は変わっているかもしれませんが、第何回の方は同じだと思います)。
次は「同格名詞節」。
これも説明が詳しいのでよく読んでください。周辺情報を書きます。
同格名詞節はどんな名詞でも取ることが出来るわけではなく、抽象名詞と抽象名詞と同様な漠然とした意味・概念を示すものに限られます。事実・事態・思考・陳述・感覚・判断などの抽象的な意味を持つ名詞、約180語だそうです。参考のために代表的なものを列挙します。覚えても役に立たないので閲覧だけでお願いします(笑)(続・かつて『チョイス』という英語教材があった)
 @事実・事態
advantage(利点)assurance(保障)chance(見込み)condition(条件)danger(危険)evidence(証拠)fact(事実)law(法律)
news(ニュース)notice(通知)point(観点)possibility(可能性)result(結果)rule(規則)sign(兆候)truth(真実)など。
 A思考・陳述
argument(議論)belief(信念)comment(意見)conclusion(結論)consensus(同意)demand(要求)doubt(疑問)effect(効果)
hypothesis(仮定)hint(合図)hope(希望)idea(考え)knowledge(知識)notice(通告)opinion(意見)order(命令)promise(約束)
proposition(提案)question(質問)remark(意見)request(要求)rumor(噂)suggestion(提案)view(見解)など。
 B感覚・判断
anxiety(不安・心配)confidence(自信)decision(決心)fear(恐怖)feeling(感覚・気持ち)impression(印象)pride(誇り)realization(自覚)
recognition(認識)supposition(仮定)など。