松山市の女子大学生が誤認逮捕された問題で、
県警は22日までに職員の福利厚生団体を通じてこの女子大学生におよそ50万円を支払っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
この問題は、松山市でタクシーから売上金などを盗んだ疑いで、県警が先月、
市内の20代の女子大学生を誤って逮捕したものです。女子大学生は今月1日、取り調べの中で
「自白の強要があった」とする手記を発表、精神的苦痛や弁護士費用の補償などを県警に求めています。
捜査関係者によりますと、県警は22日までに職員の福利厚生団体の『互助会』
を通じて女子大学生に実質的なお見舞金としておよそ50万円を支払っていたことがわかりました。
県警は「プライバシーの問題なのでお答えできない」としています。