中原の精講がスラスラ読めるようになれば
(鼻からテーマや内容が推測できるうえ英文自体が易しい)現代的英文なんてホイホイ読める

しかし、逆は真ならず(だから、欧米の大学では必ず古典を読ませる)

日本人だって、漱石や鴎外がすらすら読めて楽しめるなら、
新聞なんて歯を磨きながらでもパンを囓りながらでも、クソしながらでも読めるが

新聞や週刊誌読めても、漱石や鴎外や名文学読めるとは限らないのと同じ。

渡部昇一は英国、ドイツにフルブライト留学するとき、
新々の英文(いわば日本の明治大正昭和の高等英語教育の結晶たる名文の数々)すべて暗唱した
(意味取れて解釈できるだけでなく、和訳からすぐ英文再現できるまで)。
そしたら、留学先で研究でも私生活でも英語で困ることがなかった、というのがその証左。