ちなみに森沢はこれな↓

高校3年の時、私は大学受験雑誌の中で、興味深い合格体験記に出くわしました。
その受験生は、英語が苦手で偏差値は40台、これでは合格はおぼつかないと一念発起して、
旺文社の「英文標準問題精講」に取り組むことを決意、一夏で汗にまみれながらやり遂げ、偏差値を70台に引き上げ、
見事志望校の同志社大学に合格したということでした。

早速、本屋で「英文標準問題精講」を購入し、英文解釈に取り組み始めたのです。
一つの長文(といっても200語程度のものが大半ですが)を自力で、辞書を引き、文構造を分析しながら、
数時間かけて舐めるように読み解いてき、全訳を書き出すのです。その上ではじめて訳を見て、
解説を参考にしながら読み違いを正し、理解・納得していくのです。この作業にまた同じくらいの時間を要しました。
こうやって精緻に読み解いていくと、200〜300語程度の英文を一つ仕上げるのに最初は4〜5時間くらいかかっていました。