東京箱根間(現名称:東海道)ゴミ拾い駅伝 とは?

1998年11月。 箱根駅伝は、神奈川大学が初優勝からの連覇を達成し、常勝軍団へ駆け上るべく三連覇に挑もうとしていた。
ちょうどその頃、神奈川大学アドベンチャークラブが本戦に出場する駅伝部の激励を込めて
東京箱根間の襷リレー方式ウォーキング活動「もう一つの箱根駅伝」を行った。
路上調査をかねて行われたその活動は往路のみにもかかわらず3日間に及んだ。
それから7年の月日がたった2005年の暮れ。 過去の文献からこの活動を知ったアドベンチャークラブの部長:市川真也(当時20歳)は、
「おもしろそうだ!」と、この活動を復活させることを決めた。
本番同様の「大学対抗戦」、「ゴミ拾い」という二つの要素を実験的に織り交ぜて、
社会的にインパクトのあるイベントにすべく動き出した。"もう一つの"ドラマのはじまりである。
http://another-project.com/-1.html
第一回大会開催概要(2006年)
■出場校
麻布大学(初) 神奈川大学(初) 慶應義塾大学(初) 拓殖大学(初) 日本大学(初)
■後援
神奈川大学アドベンチャークラブ
■主催
東京箱根間ゴミ拾い駅伝大会実行委員会  実行委員長 市川真也(神奈川大学2回生)
大会細則
■人数原則5人
■コース
1区:千代田区大手町〜横浜市鶴見区(21.4km)
2区:横浜市鶴見区〜横浜市戸塚区(23.2km)
3区:横浜市戸塚区〜平塚市(20.5km)
4区:平塚市〜小田原市(19.5km)  
5区:小田原市〜箱根町芦ノ湖(23.4km)
ゴミ拾いの要素と、選手が長距離は専門でないことから1区〜3区を1日目、4区〜5区を二日目にする往路のみ一泊二日の活動となった。
■順位決定方法
到着順位方式:ゴミの回収量が順位に反映されることはなく、純粋に到着順で勝敗を決した。

2006年から2010年までの5年間は、東京箱根間、つまり東京と神奈川という距離にして100km圏内で行われていました。
2011年からはフィールドを東海道全500km圏内に拡大、2012年からは五街道を舞台に、全国に「ゴミ拾い駅伝」を広めている