>>370
>>371
>>372
ロボット法
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b324580.html
ロボット法とは何か。
ロボット技術の発展が法に投げかける挑戦とはどのようなもので、
法はそれにいかに対応するべきか。

著者、編者、訳者など ウゴ・パガロ 著
新保 史生 監訳
松尾 剛行 訳
工藤 郁子 訳
赤坂 亮太 訳
ジャンル 法律
ISBN 978-4-326-40345-5
出版年月 2018年1月
判型・ページ数 A5判・272ページ
定価 本体4,500円+税
在庫 在庫あり

ロボット技術の進展に伴い発生する実定法上の問題を
27に分類し詳細に検討するとともに、
メタ技術としての法や人間とロボットの間の相互作用を規律する
環境デザインの一部としての法といった法哲学的分析も施す。
ロボット法研究において、
どのような問題をどのような観点から研究していくべきかを考える、
フレームワークを提示する。

ウゴパガロのロボット法、
第4章を読んで法律家が古代のローマ法をなぜ学ぶかが少し理解できた。
家長が奴隷のするビズネスを法的にどう扱うかという問題への解決法が
ローマ法に書かれているそうだ。
奴隷のビジネスとはいえ、
当然、ビジネス相手は奴隷ではないこともあるわけで。
で、高度な知性と自律性、さらに使用者にとって予測できない行為までする
人工知能の法的扱いの先例として
古代の奴隷の法的位置づけを考えるのは役立つ話です。