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専業主婦希望率・第1位の日本。世界と日本のジェンダーフリーを考察
日本のように夫が給料を妻に渡し、妻が家計を管理する習慣がなかったスウェーデンは、「無報酬で家事、育児をする女性は社会的地位がない」という通念が定着し、家事・育児を夫婦が平等にシェアし、男女関係なく社会参加することが当然……というオピニオン(主張)が根づいています。その証に、25〜54歳の女性の労働参加率は世界で最も高く、その割合は90%を超えています。
まさしくスウェーデンこそ、ジェンダーフリー最前線の国家といえますね。

さらに、OECD(経済協力開発機構)の各加盟国の15歳女性に「将来、専業主婦を希望しているか」という設問を投げかけた調査では、第2位(100人中約2.5人)の韓国を引き離し、図抜けた割合(100人中約4人)で、日本が「専業主婦希望率」の第1位に輝いたそう。※
この結果をみなさんはどう受け止めるでしょうか。
※国際学力調査“PISA2006”の生徒質問紙調査のデータより