だけどそんなのこっちはどうでもいい。
だって学生時代は友人の方が、そういう表面的な生活レベルとかを気にせずに
親しくしてくれたと思って、それが嬉しかったから。
豪華な家に住んでるとかお金に余裕があるとかいうことは
人を好きになるのに関係ないなって思ってたから。

お世辞に対して、もっと謙遜したらよかったのかもしれん。
でも夫が結婚前から真面目に貯金してたおかげで入手したこの家に関して、
自分が謙遜するような立場でもないと思ってるし、あっちと同じ土俵に立ちたくなかった。
「さすが良い家ね〜」「そんな大したことないわよぉ」みたいな下品なやり取りを、
子供時代から知ってる彼女と、やりたくなかった。

その後夜はうちを出て一緒に外食した。
自分は乾杯にワイン頼んだ。
ビールはお腹いっぱいになるしそんなに好きでもないので、
飲み会とか空気読まないといけない場でしか頼まない。
そしたら「一杯目からワインとか!年重ねたね〜家持つと違いますね〜」

なんか悲しくなった。 学生時代、家柄の差を気にせず付き合えてると思ってたのは 自分だけだったのかな