「風雲児たち」を久々に読み返してたら、蛮社の獄のところで鳥居耀蔵の思考パターンが解説されてて、
これ最初に読んだとき「そんな風に考える人間なんてほんとにおるんか」と素で驚いたのを思い出した。
当時の私は若かった。今の私は「劣等感を持つところまで行く人は結構多いよね」と頷き気味
19:53 - 2018年1月8日

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世話になる恩を受ける助けてもらう

頭を下げねばならない

劣等感を持つ、敗北だ、悔しい、屈辱

相手を不幸にしてやりたい

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往年の文豪には何かと人間的にクズな逸話が多いものであるが、啄木は特に飛び抜けたうちに入る。
中原中也と並び、文豪二大クズと言われる(太宰治を入れると3人)。高校生向けの国語教材に悪事を書かれるのはこの3人くらいである。

『一度でも我に頭を下げさせし/人みな死ねと/いのりてしこと』

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「韓国では、恩を受けると、自分が道徳的下位になるので、恩に着るということはありません。
むしろ、自分が下位に置かれたことで、恨(ハン)になります。
それを解く(ハンプリ)ために、恩をくれた相手に復讐するのです」但馬オサム