朝倉未来、元空手王者・五明宏人の身体能力に驚き「堀口恭司選手と同じ伝統派の全日本王者はエグイ」

 朝倉は『期待の超新星とスパーリングしてみた』と題した動画をYouTubeチャンネルで配信した。期待の超新星とは、19年の全空連の全日本空手道選手権大会覇者で、昨年の全日本アマ修斗ライト級で3位に入賞、今年3月の「DEEPフューチャーキングトーナメント」のライト級で優勝し、6月のDEEP佐藤勇駿戦でプロデビューをはたし、12月までに3戦(2KO)して無敗と好調だ。とくにゲオ・レバナ戦、TATSUMI戦は得意の打撃で倒しており、勢いは止まりそうにない。

 メイウェザー戦の影響で5カ月間、グラップリングの練習をしていなかったと語る朝倉だが、「堀口恭司選手と同じ伝統派の全日本王者はエグイ。(朝倉)海みたいに腰が強い! 柔道か何かやっていたの?」と質問すると五明は「伝統派空手をやっていたんですけど、投げがあるんで」と答えた。

 伝統派はライトコンタクトだが顔面有りのために出入りの移動スピードが速く、投げへの対応も必要になってくる。堀口恭司も伝統派空手出身で、驚異のスピードは空手で洗練されたものだろう。五明はオリンピック日本代表候補として名前が挙がっていたほどのレベルで、MMAを初めてわずか1年2カ月で結果を残し、身体能力はかなり高いようだ。