これ堀口のベラトールチャンピオンよりすごい?

松山英樹、単独首位で2位に4打差 大会自己ベスト65 77分間中断後に猛チャージ/マスターズ

マスターズ・トーナメント第3日(10日、米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72)首位に3打差の6位から出た松山英樹(29)=LEXUS=は1イーグル、5バーディー、ボギーなしの大会自己ベストの65で回り、通算11アンダーで、2位に4打差をつける単独首位に立った。2位はジャスティン・ローズ(40)=英国=ら4人。松山はラウンド後に充実感を漂わせた。

 「うまくプレーができたかなと思っています。前半は少しドタバタしながらも後半に入って、中断の後から少しグリーンのスピードが落ちたんで、13番のスリーパットの後からいい感じで打つことができたかなって思っています」

 順位の変動が大きいとされるムービングサタデー。悲願のメジャー初制覇を目指し、松山が猛チャージだ。前半のアウトを1バーディー、ボギーなしの35で折り返すと、後半のバックナインで大きくスコアを伸ばした。転機は難易度の高いオーガスタ名物「アーメンコーナー」の最初の11番(パー4)。1打目を右へ大きく曲げたが、雷雨のため77分間の中断。再開後の2打目をピンまで6メートルに寄せ、バーディーパットをねじ込んだ。12番(パー3)でも連続バーディー。15番(パー5)ではイーグルを奪い、単独首位に立った。

 勢いは止まらない。16番(パー3)、17番(パー4)でもバーディーを奪い、笑みがこぼれる。10度目出場のマスターズ。あこがれのグリーンジャケットは松山の目の前にある。
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