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【DEEP】佐伯繁代表に聞く「希望も含めて7月、8月ぐらいからは大会が出来ると思っています」

「次回大会は今夏の開催を目指す」としている佐伯繁代表に、興行再開の可能性を聞いてみた。

――5月に試合が決まっていた選手が、7月か8月にそのままスライドして出られるとは限らないということですね。

「コロナの情報が1日1日変わっているから、状況を見ないといけないと思って1日中テレビでニュースばかり見ていますよ。暇だし(笑)。
そんな中、選手からDEEPは無観客で大会やらないんですかと言われる事もあり、この機会に聞いてもらいたい事があるんです。
これはあくまでも僕個人の考え方で色々な人の意見があるのは分かっているし、どれが正解ということもないと思います。

僕は格闘技って、色んなスポーツ、エンターテインメントの中でも怪我をする確率が高いと思うんですよ。現状、死亡保険や高度障害などの保険以外の保険はないわけですし、
負けた方はもちろん、勝った方も無傷ではいられないケースもあります。これまでも試合後に救急車に運ばれたり、大きな病院に行くことになったりとか何度もありました。

僕が大会の開催をためらうのは、この医療崩壊が懸念される状況の中で怪我をしてしまい病院に行き医療に負担をかけることをやっていいのかってことなんです。

リングドクターだって現場で診られることって限界があるじゃないですか。
病院ではコロナ以外の患者も治療しなければならない状況にあえてまた負担になる事を増やしても良いのでしょうか。これは無観客だろうが同じだと思います。

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