三すくみ状態の「山口組三国志」の行く末を占う最重要人物は、弘
道会会長の高山清司六代目山口組若頭(70歳)です。現在は服役中の
高山若頭の出所は、2019年になる予定です。
弘道会という最大勢力を抱え、現在、六代目の屋台骨を
支える三代目弘道会の竹内照明会長、さらに野内正博
弘道会若頭補佐といった実力者たちは、当然ながら高山若頭に近い。
やはり、「誰か殺さないとダメ」ということですね。社会がどう、法が
どうと言ったところで、誰か殺せば、一発逆転もありえる。それがヤクザの世界です。
その意味でいうと、再分裂で井上邦雄組長(69歳)の求心力が低下した神戸は、何
としても裏切り者の任侠・織田絆誠代表(51歳)をとりたい。
最近、神戸の組員と話したところ、井上組長のことを「井上が〜」と呼び捨て
にする人間が何人かいて、驚いたんです