東京大学に関しては首都圏出身者だけで比較すると圧倒的に私立中高一貫校出身者で占められている。

2020年 東京大学に合格者を輩出した首都圏(1都3県)の高校一覧

首都圏の高校出身で2020年の東京大学合格者1593名の内訳
完全中高一貫校出身は759名
併設型中高一貫校出身者は567名
高校単独校は267名
合計 1593名

完全中高一貫校出身の割合は47.6%
併設型中高一貫校出身の割合は35.6%
高校単独校出身の割合は16.7%

併設型中高一貫校出身の567名(35.6%)のうち
開成、筑波大附属駒場、渋谷教育幕張の3校だけで352名を占める。

つまり、関東の高校出身の東京大学生の多くは中学受験組
首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の4都県)での私立・公立の比較でいえば、難関国立(東大、一橋、東工大、国立大医学科)については私立中高一貫出身者が多数を占める。

国公立大学でも東大、一橋、東工大、医学科などを除くと公立高校出身者が多数になる。
早慶上理の4大学に関しては首都圏の高校出身者の中で比較すると私立中高一貫校出身者が多数。
GMARCHクラスの大学になると付属校や系列校を除いた学生数で比較すると、公立高校出身者が多数を占める。

もちろん、GMARCHクラスの大学は付属・系列校出身者が多数いることからそれらの数字を含めると私立高校出身者が増加する。