平野歩夢「正解もヒントなく、恐怖心と闘う」誰もやっていないことへの挑戦「評価されるべき」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cafabee6a32b718990f283c65487e9f48bc675e

北京五輪スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(23)が12日、NHK「おはよう日本」に
北京から中継で生出演。“誰もやっていないこと”に挑戦する思いを語った。

11日の決勝では、超大技「トリプルコーク1440」を含む構成(ルーティン)を大会で初めて成功させ、金メダルを獲得した。
 平野は「今、ハーフパイプの中で最高難度のトリック、1440を自分は3つ入れたい、というのがあって。
その中の1つをトリプルコークで。大会では全部つなげて成功させた人はいなかったので、今回、大きい舞台で完成度を含め
、5回のヒットを出し切りたいというのがかなり自分の中で大きかった」と1440、史上最高難度といわれる
トリプルコーク1440への挑戦への思いを語った。

 改めて「誰もやっていないことに挑戦する意味」をたずねられると、「それって、すごい難しいことで」と切り出した。
「誰もやっていないからこそ、“正解”の例もなかったり、ヒントもなければ。自分のイメージを膨らませて、
恐怖心と闘わなければいけない、というところを受け入れることが、難しい部分になってくると思う。こういう大会とかで、
1人しかいない世界で。やっぱ、そういうのが評価されるべきだと僕は思ってますし、そういう人たちが時代を
作り出していくんじゃないかと思いますね」といつも通り、穏やかで冷静な話しぶりで、胸の内の熱い思いを吐露していた。デイリースポーツ