一般企業の入社試験でも、東大生が無条件に歓迎される時代は終わっている。就活に2年連続で失敗した文学部卒の男性(25歳)のケースはこうだ。

「1年目は20社程度、就職浪人した2年目は50~60社ほど受けましたが、すべて落ちました。メーカーやITを中心に、とくに職種業態を選ばず有名な企業ばかりを回っていました。いわゆる大企業病というやつです」

 大企業病とは、親や地元の期待を背負って東大に入っているからには、聞いたことがないような会社には入れない、という東大生にはよく見られる就活傾向を指す。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/35185?page=4