文系「思い返せば、大学卒業してオイモ売りになって10年目か」

文系「今までいろんな事あったな」

文系「大学卒業して世界一のオイモを作ると言ってオイモ農家の弟子になって」

文系「自家製のオイモ焼きができる軽トラ買うのに5年かかったな」

文系「オイモ焼く喜び、そしてオイモを育てる喜び」

文系「最近だとオイモ博士というあだ名をつけられ」

文系「リピーターも増えてファンもできた」

文系「実に充実した毎日だ」

文系「あっ、理系」

僕「あっ、オイモ博士!」

文系「今日も買っていくのか」

文系「そうそう、こいつが週2位で買いにくるファン一号なんだよな」

僕「今日も二本で頼むよ」

文系「ほらっ、おまけもつけてやったぞ」

僕「おっ、いつもありがとうな!」

僕「博士の焼くオイモは大好物なんだ」

文系「ありがとうな」

文系「人生とはオイモである」

文系「オイモとめるものでもなくそれはオイモのように...」