このように考えると、こじつけのようになってしまうかもしれませんが、『ラ・ラ・ランド』と
『君の名は。』の両作品は、作品の出来の素晴らしさのみならず、日米両国にとって重要な
インプリケーションを含んでいるように思えます。
まず、そろそろスマホの使い過ぎの弊害を意識すべきです。スマホの使い過ぎは、
集中力の低下、テキストの読み方が浅い読みになる、行動が受け身になるなど、
クリエイティビティや独創性が重要な時代にもかかわらず、人間をそれと正反対の
方向に導いてしまいます。
個人的には、政府がスマホの利用時間を規制することが必要と思っていますが、
さすがにそれは非現実的なので、それならせめて個人レベルでスマホのリスク
をもっと意識すべきではないでしょうか。

次に、著作権のあり方については、日米双方とも継続的に見直しを行っており、
日本では文化庁が最近、著作権法改正の方向性を示しました。
ただ、こうした見直しはもちろん重要ではあるものの、かつての著作権法の部分的な
修正にとどまっているのも事実です。もしかしたら若い作り手の意識も変わりつつある
という現実を考えると、こうした継続的な見直しを行いつつも、どこかのタイミングで
制度自体を根本から見直すことも必要ではないでしょうか。
(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 岸 博幸)


以上を要約すると、
@「君の名は」は、金で引っ張ってきたジブリの元スタッフに描かせた絵と音楽を組み合わせたミュージッククリップであって、
映画などでは決してない。
Aヒットの原因はスマホ中毒の馬鹿が増えたから。
B過去のアニメや映画・小説などからのパクリが多い。訴訟起こされてもいいレベル。
それなのに、本人のパクリ・盗作の自覚がないのは不思議だ。
Cスマホの使い過ぎの弊害で浅い薄っぺらい作品になり、深い意義のあるテーマが
描けていない。


【結論】
馬鹿からスマホを取り上げろ。