1990年ごろのバブル経済絶頂期、私の学部(工学部)の求人倍率は200倍でした
うそ偽りなく、工学部の学生1人に対して平均200社からの求人があったのです。

もちろん、求人してきている会社は、社員数10万人の大企業から、社員数10人の中小企業を含んだ数ですので、
学生側の希望を考慮すれば、この倍率は、実質的には1桁下がると見るべきですが、
少なくとも「就職できない」という状況は考えられず、その当時、『就活』という言葉は存在しなかったのです。
私と同世代の方は、この話を感慨深く思い出しているかもしれません。
そして、多くの皆さんは、この事実に不快を感じたかもしれませんが安心してください。
バブル期採用の理系学生が、その後、どのような人生を歩むことになったかを知れば、あなたの溜飲は、たちまち簡単に下がるはずです。