>>43
【★ユーラシア情勢】
●「《欧米の制裁》 ロシアの貿易総額は「約33%まで縮小」の可能性! 《一方で「独・蘭・伊」には甚大な“副作用”も》」(「野村総研:2022/03/01」)
<出典1> https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2022/fis/kiuchi/0301

「欧米諸国は2月26日、ロシアを「SWIFT」(国際銀行間通信協会)から排除することを決めた。
 これにより、『ロシアは、今後、欧米諸国との間で貿易がほぼ不可能になる』見込みだ。
 現在、ロシアの貿易相手国の1位は「中国」(比率は「18.1%」)、2位は「オランダ」、3位は「ドイツ」だ。(←★)
 上位20位までには、中国の他に、ロシアの《友好国》(ベラルーシ、カザフスタン、ウズベクスタンなど)が入っている。
 今後、ロシアが、貿易を続けられそうな《友好国》との貿易の比率は、「約35.8%」だ。 」

*イランの事例(2018年)
「2018年、米トランプ政権の下、「イラン」に対して同様に《SWIFT制裁》が行われた。
 これにより、『イランの貿易総額は「約33%まで縮小」し、GDPは「約8%低下」した!』(←★)
 ロシアについても同様に、『今後、貿易総額は「約33%まで縮小」し、GDPは「約10%低下」する可能性がある』。(←★)
 一方で、多くのEU諸国(ドイツ、オランダ、イタリア、等)は、『現在、ロシア産のエネルギー(原油、天然ガス)への依存度が高いので、(副作用として)甚大な《痛み》が及ぶ可能性が高い』! 」

<出典2> https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00210/022800040/?P=2