会社に最後までしがみつく「再雇用」の現実

人生の後半戦を見据えて、定年後も会社に再雇用してもらおうともくろむ人も多いだろう。
確かに高年齢者雇用安定法により、企業には65歳までの雇用確保義務が生じるようになった。
人事ジャーナリストの溝上憲文氏は、現状をこう語る。

「企業は 『継続雇用制度の導入(再雇用)』、『定年の引き上げ』、『定年廃止』の3択を迫られ、
8割以上が再雇用導入を選択しています。

つまり退職金がなくなった見返りに65歳から75歳まで再雇用で仕事をさせてもらえるようになるともいえる
これこそが「終身雇用制度」www

ただし、再雇用の多くは契約社員で、元管理職も一兵卒。年収は250万円程度です」

10年で退職金2500万の代わり