なぜこのようなことが起こるかというと、染色体が2つあるためです。
卵子に入れる染色体は1つだけです(減数分裂)ので、染色体は
「相手を蹴飛ばしても、自分が卵子に残りたい」と思いますが、まだ卵子が十分な個数残っている時は、染色体も焦りません。
子どもはまだ何人か産まれる可能性があるからです。

しかし閉経近くになってくると、2つの染色体は、争って卵子に残ろうとして、ここで染色体異常が発生してしまうのです。