それはいつ生まれたのか誰も知らない。
暗い音の無い世界で、ひとつの細胞が分かれて増えていき、3つの生き物が生まれた。
彼らはもちろん人間ではない。また、動物でもない。
だが、その醜い体の中には正義の血が隠されているのだ。
その生き物、それは人間になれなかったビルメンである。

http://www.youtube.com/watch?v=h4AKQFdufcA
このスレはビルメンの妖怪達が人間になろうと努力し、
人間のため、人間社会の平和を守るために妖怪の能力を発揮して悪と戦う物語である。
妖怪人間は姿かたちこそ醜いが、その心は便所を愛し、ウンコ善を尊ぶ正義の味方であった。
ベム、ベラ、ベロ、ビルメンの妖怪人間達はウンコに向かって敢然として立ち上がる!
ベロは斥侯として球替えに駆け回り、ベムとベラはその超能力を駆使してウンコを掴むのだ。
ただしベラだけは感情に走り過ぎるときがあるがベムにたしなめられ、うまくリードされてウンコを掴む。

しかし、彼らには理解者がいなかった。人間の為に戦い、便所の平和を守るためにウンコを掴んでも人間はそのことを知らないのだ。
妖怪人間である為に人間から恐れられ嫌われ、果ては警察から追われる身となるのであった。
それでも彼らはウンコと戦い続けるのだ。
今日も、そして明日も、妖怪としての能力を人間のウンコを掴む正義の力として、ウンコに向かって敢然と素手で挑んで行くのである。
人間の為に尽くしていれば必ずいつか完全な人間になれると信じて・・・。