【評論 (政治)】
●「安倍・菅長期政権が招いた永田町・霞が関のこの惨状 《これが日本のガバナンスの実態なのか》」 (「JBpress:2021.2.27(土)」)

<出典> https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64266?page=2

「菅首相の長男による総務省官僚の接待問題が政権を揺るがしている。
 幹部を中心に11人の総務官僚が、国家公務員倫理規定に違反したとして減給などの処分の対象になった。・・・」

−「『絶対的権力は絶対に腐敗する』」

「日本の官僚機構も劣化したと言わざるをえないが、日本政府全体のガバナンスが低下しているようである。」

「その理由の一つは、安倍晋三、菅義偉と続く『長期政権』である。『権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する』(アクトン卿)の言葉通り、8年もの長きにわたる権力が公正な行政を歪めることは必然である。」

「加計・森友問題、「桜を見る会」前夜祭の経理などに見る通り、役人は権力者の意向に沿う方向で動く。いわゆる『忖度』である。」

「政権をとる能力のない野党は問題であるが、与党のほうにも「何があっても政権は失わない」という奢りがある。不祥事が続いても、『菅内閣支持率は40%前後を維持し、20%台という危険水準には落ちていない』。」

=(以下、略)=