辺野古基金の共同代表を務める映画監督の宮崎駿氏が基地反対を再表明
「ハンセン病の歴史を語る人類遺産世界会議」(笹川記念保健協力財団)で講演後、記者会見に応じる。
「僕はやめなさいって言う(立場だ)。(沖縄には)基地が多過ぎる。それに日本のどこにも基地を造らせる場所はない。
中国海軍が増強しているなどというのは当たらない。危機感をあおること自体、滑稽だ」


2013年9月11日、台湾・中国時報にて、日本アニメ界の巨匠・宮崎駿氏は、2020年東京五輪について「何かを制作するつもりはない」と発言。
宮崎氏は、福島の放射能汚染の問題で、政府関係者が五輪までの7年での解決に自信を持っていることについて、
「これは700年、7000年経っても解決できない問題だ」とし、五輪開催で日本の経済が良くなるといった意見があることには「楽観的すぎる」と発言した。
また、「福島の放射能汚染と2011年の東日本大震災の被災者がまだ十分な支援を受けられていない中で五輪に予算をつぎ込むのは本末転倒だ」と話した。
「東京スカイツリーができれば拝みに行き、富士山が世界遺産に登録されれば富士山に行く。東京五輪ではまた同じような人たちが東京に押し寄せるだろう。
これらの人たちに日本を変える能力はない。彼らのために何かを制作するつもりはない」と語った。


「風立ちぬ」韓国メディア対象の記者会見、宮崎駿氏「慰安婦問題を謝罪すべき」と再表明。
「我が国の首相についてこういうことを言うのも何だが、安倍首相はもうすぐになくなるだろうから“何でもない”という表現を使った。
1989年、日本のバブルが崩壊し、ソ連も崩壊した。以降、日本の歴史認識も崩壊した。
村山談話のようなものが出てくるような状況は当然のことだった。
日本の若者が歴史感覚を失ったことが問題だと思う。歴史感覚を失った場合、その国が滅びるからだ。
慰安婦問題は、早くに清算すべきだった」
これに対し、韓国メディアは宮崎監督を高く評価。
韓国毎日経済新聞は「宮崎監督の博愛と世界平和の希求に感服させられた」と絶賛している。