【(カテゴリー)刑事事案 】
●「成年後見人の立場を利用 弁護士が保険金3000万円を着服 《県弁護士会が退会処分》」(出典:『NBS長野放送:11月20日(金) 12:32』)

https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/2020112000000001.php

「長野県松本市の弁護士が成年後見人の立場を利用し交通事故の被害者に支払われた保険金3000万円を着服していたとして、県弁護士会が退会処分としました。」

「県弁護士会から17日付で退会処分を受けたのは、松本市に事務所を置く・・・弁護士(34)です。
 弁護士会によりますと、交通事故の被害にあった男性の代理人として、示談交渉をしていたおととし4月から今年1月にかけ、『保険会社から支払われた損害賠償金3000万円を着服していました』。」

「また、発覚を免れようと、示談書から3000万円の記載を削除したり、通帳の印字を偽造したりしていたということです。」

「被害者の男性は事故で重度の障害を負い、妻も外国人だったことから、・・・弁護士が成年後見人になっていました。」

「なお、着服金は全額弁済しているということです。」

「県弁護士会は来年1月にも全会員を対象に研修会を開き、再発防止に努めることにしています。」