●「人権規定の削除「非常に問題」 細野氏追及、予算委紛糾」(出典:『朝日新聞デジタル:2016年9月30日 15時27分』)

https://www.asahi.com/articles/ASJ9Z4VDVJ9ZUTFK00B.html

「自民党の憲法改正草案をめぐって、民進党の細野豪志代表代行が30日の衆院予算委員会で、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」と規定した憲法97条の条文が草案から削除されている点を追及した。
 首相は「いちいちの条文について解説する立場にはない。逐条的な議論は憲法審査会でやって頂きたい」と繰り返し、審議は一時紛糾した。」

「細野氏は「最高法規の人権規定は非常に重いと私は考え、条文削除は非常に問題があると思った」と指摘。
 再三、答弁を求めた細野氏に対して、首相は「97条は条文の整理に過ぎず、(自民草案から削除したことは)基本的人権を制約するものではない。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3原則はいささかの変わりもない」と答えた。」

「首相は衆参両院での憲法改正原案づくりについては、「我々の案とは違うけれども、民進党の案でも『これは良いですね』ということになれば、その案でいくことになる」と述べた。」