一般的に「優秀」が意味するところは理解が早い、先が読めるといった
高い技能や知識を有する人材を想起させるが日本企業においては少々意味が異なる。

日本企業が求めているのは無能でいいから、無理難題を押し付けられても黙って従う人なので
資格を取ったり、PCスキルを磨いても就職には結びつかない

基本的に日本企業は採用にあたっては有能より無能を好む
有能だと頻繁に意見具申してきて煩いが、無能は無茶な指示でも黙って従うから
スキルがあろうがなかろうが会社に滅私奉公してくれる可能性が無いやつには
バイト以下の処遇しか用意するつもりないんだから、家で寝てた方がマシという結論になる
その結果、有能な人ほど非正規労働者となり無能な正社員の下で働くという倒錯した状況が発生する
20年間、ゼロ成長で終わった現実がそれを物語っている

日本の場合は就職じゃなくて就社だから、
雇用形態がどうあれ、ほとんどの会社の採用基準は「アゴで使えるか、どうか」に尽きる。
一部の専門職を除いては能力や資格は関係ないとまで言わんが、無いよりマシという程度
だから、スキルがないやつに職業訓練をさせれば就業の機会が増えるという発想がそもそも間違ってるんだな
むしろ、スキルアップすればするほど「頭デッカチ」「理屈っぽい奴」という評価になり就職が難しくなるのが現実だ


「無能&従順」と「有能&野心的」の2人が応募者がいたら、ほとんどの会社は前者を選ぶ
「有能&従順」」のパターンがベストだが、そのような応募者はほぼいないからね