京都市がブランド化狙う冬の味覚…魯山人も絶賛

京都には「鷺さぎ知らず」という美味うまい小ざかながある――。

 古都の冬の味覚として、かつて美食家・北大路魯山人(1883〜1959年)も
こう評した鴨川の小魚「鷺知らず」を、特産品として復活させる取り組みが始まった。
世界無形文化遺産に登録された「和食」への関心が高まる中、都の食文化を見直し、
身近な川の環境にも目を向けてもらおうと、京都市が推進。
今後、漁獲量の調査や試食会を通じて、「夏のアユ」に並ぶブランドに育てたい考えだ。