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学園の対戦相手、専大松戸はどんなチーム?
秋の大会の専大松戸評。

🌸センバツ出場:2年ぶり2回目 (戦歴:千葉|関東)
🌸主な戦歴等:秋季千葉大会では、準々決勝で昨春選抜出場校の木更津総合に7-2、準決勝で2022年夏の甲子園出場校・市立船橋に5-4(延長11回)、決勝で成田に11-2で勝利して優勝。秋季関東大会では、初戦・明和県央(群馬2位)に7-0(7C)、続く準々決勝・作新学院(栃木1位)に4-3、準決勝・慶應義塾(神奈川2位)に5-3(延長10回)で勝利し、決勝・山梨学院(山梨1位)に3-9で敗れて、関東準V。

🌸主な投手陣:チーム防御率:2.08(21位)。最速151キロの直球を持つ本格右腕・平野大地(2年)に注目だ。千葉大会を含む秋公式戦では、5試合(32回1/3)を投げて防御率1.95、総奪三振31個(出場選手20位)と好投。関東大会に限って見ると全3試合(計12回1/3)を投げて防御率3.65を記録するも、準々決勝・作新学院戦、準決勝・慶應義塾戦では、共に中盤から救援して勝利に導いた。平野は、中学時代は捕手、高校進学後に投手へ転向。聖地では、「センバツ最速153キロ(=大阪桐蔭•藤浪ら)」の記録更新にも期待がかかる。このほか、秋公式戦では5試合(27回2/3)を投げて防御率0.98(出場選手13位)と好投した右サイドの背番号10青野流果(2年・ルカ)、作新学院戦と慶應義塾戦で先発した身長187cm左腕の渡邊翼(2年)が控える。

🌸主な攻撃陣:チーム打率:.326(19位)、平均得点:7.9点(8位)、総本塁打:9本(3位)、平均盗塁数:2.6個(4位)と、攻撃力はいずれの項目も出場校トップクラスだ。打者では、2番清水友惺(1年)が作新学院戦で7回裏に同点となる2点3塁打を放つなど、関東大会で最多5打点。続く3番中山凱(1年)は、チームトップの打率.386・打点19(出場選手2位)・本塁打2本をマークし、県決勝では3ラン、作新学院戦では決勝打、慶應義塾戦では8回表に同点打を放つなど勝負強い。また、4番吉田慶剛捕手(2年)は、明和県央戦で2ラン本塁打を放つなど秋公式戦は11打点を記録。なお、吉田の父と叔父も甲子園経験者で持丸監督の教え子である。中軸以降では、50m6.0秒の6番上迫田優介(2年)が、関東大会の初戦・明和県央戦で2ラン、準決勝・慶應義塾戦では延長10回表に決勝打(2点2塁打)を放つなど力がある。下位打線では、9番宮尾日向(2年)は関東大会ではチームトップの打率.545、秋公式戦を通じて盗塁5(出場選手5位)マークする。