【前回以来のセンバツVを目指す東邦の直前レポート カギはエース宮國ら投手陣のデキか】

<調子の上がり切らないエース宮國が粘れるか>

宮國については、もう一つ状態が上がっていないようにみえる。一部スポーツ紙でも報じられたが、この日は本来のデキではなかった。高田(三重)打線に対し、初回こそ3者三振に切ってとったが、2回裏には下位打線に4連打を浴びるなど5回10被安打4失点。調整段階とはいえ、本番を約1週間後に控える中で物足りなさは残った。

試合後に本人に話を聞いても、トーンは上がらない。「センバツまで限られた時間しかなく、ここから大きく良くなることはないと思います。どうゲームをつくっていくかを考えたい。リズムよくゴロを打たせてアウトにとるなど、チームを勝たせられるようにしたいです」と話すにとどめた。

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2023031800001-spnavi?p=1