こんな結末になったりして↓

夏幕切れ、部員ぼうぜん自失 智弁和歌山、コロナで決勝戦を辞退  高校野球

決勝戦辞退は異例
智弁和歌山高校の野球部員が新型コロナウイルスに感染した問題で、同校は22日、出場中の第104回全国高校野球選手権大会の決勝を辞退すると発表した。決勝戦の出場辞退は異例。

部員ぼうぜん自失
平成から高校野球をリードしてきた赤のナインが、コロナで甲子園優勝への道を絶たれた。
部員のコロナ感染で、全国高校野球選手権大会決勝の辞退を決めた智弁和歌山高校。2連覇まで「あと一つ」のところで突然チャンスを失い、部員たちはぼうぜん自失となった。

説明会で泣き崩れる3年生も
学校は会見前、部員と保護者を集めて事情を説明した。先輩に続いて全国制覇を目指した日々。
戦わないまま最後の夏が幕切れとなり、泣き崩れる3年生もいた。
事態を受け止められないのか、覚悟を決めていたのか、意見はあまり出なかったという。

母校の野球部を指揮し、昨年には21年ぶりの夏の甲子園優勝を果たした中谷仁監督。
「100年以上の(大会の)歴史と伝統をけがした」と謝罪した。
「コロナで活動の場をなくすことをするなと選手を常に指導していたが、浸透できなかった」と肩を落とした。

大阪桐蔭が不戦勝で優勝
高野連によると、決勝戦で対戦する予定だった大阪桐蔭高校が不戦勝で4年ぶり6回目優勝を決めた。史上初の3度目の春夏連覇となった。決勝戦は中止となる。
高野連の宝馨会長は決勝戦の試合中止について「記憶にない。あってはならないことで今後、不祥事をなくすよう対策をとりたい」としている。