広島・佐々岡監督 2軍スタートの小園に猛ゲキ「腐らず、意地を見せて」
1/20(水) 20:31配信
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デイリースポーツ

12球団監督会議にリモートで参加した佐々岡監督。後方は河田ヘッドコーチ(球団提供)

 広島の佐々岡真司監督が20日、マツダスタジアムで取材に応じ、春季キャンプを2軍からスタートする小園に奮起を促した。

 小園は3年目で初めて2軍で2月1日を迎える。決断理由について問われると「1軍で去年、数試合しか出られなかった。フェニックスで見たときの姿勢とか色んな事を考え、足りない部分があるという事を2軍コーチと話し合った」と話した。

 昨季は3試合の出場に止まり6打数無安打。11月に臨んだ「みやざきフェニックス・リーグ」でも、指揮官が視察した試合でアピールをする事ができなかった。若手内野手では、小園と同期入団の羽月やドラフト6位・矢野(亜大)が1軍キャンプに参加する。

 正遊撃手の田中広を脅かすなど、若手の突き上げが戦力アップにつながる。「1軍にいて調子が悪かったら遠慮なく落とす。また2軍で良いという報告があれば、思い切った入れ替えはある。みんなで競争意識を持ってやってもらいたい」。1、2軍の入れ替えももちろん、行う予定だ。

 指揮官は小園について「やっぱり期待するだけに、はい上がってほしい。腐らず、意地を見せてほしい」と力を込めた。