国学院大、駒大に逆転で先勝 元気印の代打・山本ダンテが逆転打
9/22(火) 20:32配信
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スポニチアネックス

<駒大・国学院大>8回2死一、三塁、代打・山本ダンテ武蔵は2点適時打(撮影・小海途 良幹)

 ◇東都大学野球秋季リーグ戦第1週1回戦 国学院大4―3駒大(2020年9月22日 神宮)

 国学院大が駒大を逆転で下し、先勝した。

 7回に代打で登場した山本ダンテ武蔵(3年、大阪桐蔭)がしぶとくカットボールに食らいつき、左前へ落とす2点適時打。「「なんとかヒットを出すしかないと思った。泳いでこすったが落ちてくれた」と笑顔。

 大阪桐蔭では17年センバツ優勝メンバーという実力派。鳥山泰孝監督は「ダンテは運を呼び寄せるような姿勢で取り組んでいる。本当に天真らんまんなんですよ(笑い)。悪い時も元気を出して前向きにやってくれている」と目を細めた。

 山本の「引き寄せ」の秘けつは「いつも前向きな言葉を発すること」だ。竹田利秋・現総監督が監督時代に作った標語「明元素(めいげんそ)」(明るく前向きな言葉)「暗病反(あんびょうたん)」(苦しい、つらいなど後ろ向きな言葉)を受け継ぎ、「明言素」を大切にしているという。

 指揮官は「積極的にベンチワークしてくれたり、スペシャリストがベンチにたくさんいる。きょうはダンテも含め、代打陣が良い仕事をしてくれた」と称えた。