感謝の気持ち』ーPL学園の教え
桑田真澄さんは
「一球ストライクとったらありがとうございました。」
「ひとつアウトをとったらありがとうございました」
と心で唱えるといいます。

そしてこれが一番大切なところです。
良いことにも悪いことにもすべて「ありがとうございました」と唱えるのです。

これが(良いことでも悪いことでも)、今後にプラスになるというのが
PLの教えで素晴らしいところだと言われています。

良いことが起こったときに感謝をするのは誰でも出来ます。
しかし悪いことが起きても「ありがとうございました」と感謝する。

なぜなら、今の段階では悪いことでも
これが今後プラスになる可能性があるからです。

しかし、今目の前で都合が悪いことが起こっていると
それに感謝をするというのが出来そうで出来ないのです。

頭ではわかっていてもなかなか出来ません。

発明王エジソンの有名な名言です。

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

- トーマス・エジソン -

失敗したと思うと無駄なことをしたと思ってしまい
感謝することは難しいですが、
うまくいかない方法をみつけたと思うならば
それは必要な過程だったといえます。

成功するために
うまくいかない方法を教えてくれたのだと思ったら
成功に近づけたと感謝することも出来ます。

良いこと、悪いことというのは表面上のことなのです。

すべての道は成功への道と思えば
すべての表れに感謝することが出来ます。

大切なことはすべてに感謝すると決めてしまうことです。

そう思うと人はそうなるための材料を見つけ出すのです。

桑田真澄さんの人間力が素晴らしいのは
この感謝の気持ちを常に持っているところだと思います。