1日未明、千葉県館山市の住宅で3歳くらいの女の子が死亡しているのを父親からの通報をうけて駆けつけた警察官が見つけました。
父親は通報の際に「娘の首を絞めて殺してしまった」と話していたということで、警察が事情を詳しく聴いています。

警察によりますと1日午前3時ごろ、館山市内の公衆電話から「娘の首を絞めて殺してしまった」と父親から通報がありました。
警察が、この父親らが滞在する館山市正木の住宅に駆けつけると、和室で3歳くらいの女の子が死亡しているのが見つかったということです。
住宅には、当時50代の父親と40代の母親がいたということで、
警察は女の子が殺害された疑いもあるとみて死亡した経緯について事情を詳しく聴いています。
親子3人は君津市のアパートで暮らしていますが、現場の住宅は父親の実家で、普段は空き家になっていたということです。
現場はJR内房線の那古船形駅から東に2キロほどの山あいにある住宅です。

3人が暮らしている君津市のアパートの近くに住む住民は「1年ほど前までは夫婦と女の子、
それに親族のあわせて6人で暮らしていたが、現在は夫婦と女の子の3人で暮らしていた。家賃の支払いにも苦しんでいて、生活が相当厳しいという話しは聞いていた」と話していました。

現場近くに住む76歳の女性は「未明に救急車の音が聞こえて、何事かと思った。
小さい女の子が亡くなったと聞いて驚いている」と話していました。