先輩から人生の「理不尽」を学んだ日々
明大ラグビー部・PL学園野球部ほか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/31666

明治大学ラグビー部員だった銀行マンが、かつてのチームの不条理を明かす。

「用具の整備などで一人がミスをすると、連帯責任で1・2年生全員が絞り≠ニいう追加練習。走りこみ、タックルなどを3時間延々やって、終わったら、拳骨が飛んでくる反省会です。

 部の合宿所でも、1年の時は気の休まる暇がなかった。上級生から『おーい』と呼ばれると、飛んで行かないといけない。許されるのは『おーい』2回までで、3回続くと絞り≠ナす。
必死で駆けつけたら『テレビのチャンネルを替えてくれ』なんて言われたこともありました。ちょっと手を伸ばせば届くのに(笑)」

1年生が水を飲むなんてとんでもない。上級生の飲み残しがあれば、2年生までは回ってくることもありましたが、1年生には回らない。
だから1年のときは水を飲んだ記憶がないですね。当時はそれが当たり前で、もともと飲めないものと思っていたから、さして疑問もなかった。今思えば、理不尽の極みですが」