「日頃、コミュニケーション不足だったのかな」。全九州高校体育大会(長崎)のバスケットボール男子準決勝で延岡学園の留学生(15)が審判の顔を殴った問題で、
18日に会見した川添裕司監督(50)は「不測の事態」を振り返り、後悔の言葉を漏らした。

学校によると、バスケ部は2003年以降、男女計18人の留学生を迎え、うち4人が今回の1年生と同じコンゴ民主共和国からだった。
これまで大きなトラブルはなく、佐々木博之教頭(50)は会見で「(母国語の仏語を話せる教職員がいなくても)何とかなってきたので、楽観的になって油断していた」と話した。