東邦は優勝こそ逃したものの、東海大会の内容は新チーム結成以来無敗というのを頷かせるものだった。
初戦の強豪常葉菊川を自慢の強力打線で粉砕し、準決勝の三重戦は九分九厘負けの状態から逆転ツーラン。底力を見せた。
決勝の静岡戦は唯一不安要素だった投手陣に付け込まれて敗退したが、先制された直後、二本のホームランで逆転。
再逆転されてズルズル行きそうな所を反撃して最後は1点差まで詰め寄った。
投手陣が不安定なわりに負けていないことがよく分かるような戦いぶりだった。