■準々決勝戦観戦レポート■
 昨日は2試合とも球場で観ました。

準決勝:第1試合 
 
 長崎南山 100 000 000 = 1 
 長崎商業 100 001 00X = 2
    <勝った長崎商業は3季ぶり13回目の九州大会出場>

 (南山) 松永  (長商) 桝屋→山田
  南山4安打、失策2、長商6安打、失策0。

 一点を争う好ゲームでしたが、投打に渡ってよりきっちりした野球をした長商が
5回にスクイズで決勝点を挙げ、1点差を守りきるという長商らしい野球で勝負強く勝ちました。
 長商は失策もなく、9回表の二死一・三塁の場面でマウンドに上がったリリーフ・エースの左腕・山田君が
昨日もきっちり仕事をこなして、1点差を守り切りました。
 南山は長商に比べると全体的に雑で昨日もエラーが2。これで今大会のエラーは7つ目。守備をもっと磨かなければ。
 松永投手も主審を介して長商・西口監督から「セットポジションがきちんと静止し切れていない」等の駄目出し(教育的指導w)を受けるなど、
まだまだこれからですね。いい勉強になったと思います。
 昨日は西口監督からの南山高校選手達への物言いがこの他にも何度か見られました。きっちり野球の西口監督は相手チームの選手も
きちんとしていないと気が済まない性分なのです。逆に自分の普段の指導の至らなさを指摘されたも同然の
南山のオッサン(布志木監督)は内心、怒り心頭だったのではないでしょうかw
 前に西口監督のことをよく言えば試合巧者、悪く言えば"老獪"と書きましたが、昨日はそれが全開でした。一つ前の長商-長工戦と同様に、
この試合でも両監督の資質や経験の差が勝敗の分かれ目となった気がします。特に選手の鍛え方ですね。