花咲徳栄高校のエース陣は自信満々に振り返った。
中村に仕事をさせず、抑えることが出来たと充実感を漂わせた。

Yahoo!意識調査で最も印象に残った高校投票では広陵に大きく水を空けられた。
優勝校にも関わらず報道ネタが少ない。隣の都内ですら広陵の報道の方が
多いと言う有様。高校野球雑誌の表紙も準優勝校に飾られたようである。

現実は厳しかった。
県大会でも実は変化球主体の好投手になるとほとんど打てず、秀岳館川端等
全国クラスの変化球投手をクジ運で交わして交わして地味校に勝ち
掴んだ優勝校、花咲徳栄。マスコミを中心に世間はその事実に気づいている。

決勝では疲労により大会序盤から平均球速が10km落ちて腕が上がらず
変化球も投げられなくなっていた広陵バッピを打ち悲願の優勝を果たした
花咲徳栄。

次なる目標はアンダー18で相手国の四番バッターを3安打に抑えること。。