突き詰めて計算をしたところ
>>140で時速54kmのときに反応猶予0.5秒というのは誤りでした
実際の数値はその10分の1の0.05秒でした、申し訳ありません

今回は>>174さんの新しい情報を加味して考え直します
傷の全長は300mm〜1500mmまでの1200mmであることが判明しました
0.31秒あればハンドル操作できる実験結果から0.4秒あれば回避可能と仮定すると
0.4秒で1200mm進める時速10.8kmは最低でも出ていたことになりますね

ドアの傷は900mmから捲られはじめ1050mmで破れ、1200mmで再び傷がついています
この区間は全体の4分の1の300mmです、時速10.8kmでは0.1秒になります
仮に反り返ったパイプが元の位置に戻るのに0.01秒を要するのであれば
0.09秒で270mm進み、残り0.01秒で30mmの勢いでパイプが叩きつけられたことになります
そのときのパイプは時速43.2km(相対速度時速54km)で先端が120mm反り返った計算です
いくらなんでもガードパイプが12cmも反り返るのは無理がありますね

時速43.2kmの場合は0.025秒で300mm進みます、叩きつけられる距離は120mmです
相対速度の時速54kmは変わりません、反り返りは30mmなのでかなり現実的と思われます
その際に接触した時間は0.1秒、0.3秒前に4m手前で危険を察知したようですね
ガードパイプの4m手前は十字路の交差点です、右から別の車両が出てきたとすれば
慌てて左により過ぎて右に切り替えしたと説明がつきます

踏切からガードパイプまでの15mですが
初速度0km/hから50km/hに加速するのにSUV車でも30m以上要することが分かりました
軽自動車で出せる加速度ではありません、踏切を20km/h以上で通過しているようです

>>177さんの言う通りタイヤ痕らしきものは二本目の支柱に向かうように伸びています
そしてガードパイプの五年前から増えている傷を発見しました
下段パイプの側面にあった擦れが明らかにひどくなっています
174さんの写真を見ると下部傷と同じ高さにライト下から何かを擦った傷がありますね

タイヤ痕ですが、バイクではありえない矛盾点がありました
この位置にバイクを停めるにはガードパイプに近すぎて足が引っかかってしまいます
またアスファルトの上に停車させ持ち上げて移動させるのも大変なうえに
20m手前には(有)タイヤハウスFKに休むのに十分なスペースと自動販売機があります

このタイヤ痕が事故車両の物であると仮定すると
バックの形跡が無いことと左に寄るようにまっすぐと続いていることから
実はブレーキ痕であった可能性が生まれます、140での私の発言と矛盾してしまいますが
今はひとまず車の傷の付き方は忘れて考察してみます
ブレーキ痕なら時速40kmを超える場合の空走距離は11mを超えるので
衝突時に43.2km/hになるためには高架橋の下で既に危険を察知し急ブレーキを踏んだことになります
更には11m以上必要な制動距離が2mしかない矛盾もあります
ちなみに空走距離4m未満、制動距離2m未満はどちらも10km/h以下の徐行運転です

他の可能性としてはスリップ痕であることです、タイヤが斜めに滑ったために一直線に痕がつき
その後で角度を付け路上に復帰したのなら説明がつきます、進行方向に対して車体が斜めなら
ライトを避けガードパイプと同じ高さに大きな凹みがつくかも知れません
見たところガードパイプで擦った後に凹んだように思えます